アクターズスクール広島を代表して「愛踊祭2018」に出場した革命少女。
大会終了直後の5人に話を聞いた。
できれば来年もチャレンジしたい
──まずは愛踊祭の感想を聞かせてください。
広本 自分が失敗しちゃった部分もあったんですけど、私たちのオリジナル曲「Journey」でお客さんが盛り上がってくれたのが、すごくうれしかったです。
中嶋 私は去年の予選にMAX♡GIRLS(※)として出場して、先輩でもあるSPL∞ASHさんに負けて、愛踊祭に出られなかった(※)ことがくやしかったんです。SPL∞ASHさんがそのあと全国優勝したのを見て、次は自分も出たい、優勝したいって思うようになりました。でも、(出場を終えた)いまは、記録よりも記憶に残りたいと思っていて。今回、革命少女としていろいろな方の記憶に残っていたら、すごくうれしいです。
※スクール内選抜ユニットで、SPL∞ASHの妹的な存在
※愛踊祭は各地区の代表が出場しており、中国・四国地方からは1グループのみが選ばれる
戸高 はじめは不安だったり緊張だったりでドキドキが止まらなかったんですけど、ステージの扉がブワーッと開いて、歩きはじめたときに景色が広がって、すごく幸せな気持ちになりました。お客さんが盛りあがってくれて、自分たちも楽しかったので、すごくいい経験になりました。
桑原 東京の本戦に行くのははじめてだから緊張してたんですけど、パフォーマンスをしてるときは、楽しくてあっという間でした。練習の成果は出せたので、どんな結果になってもいいと思ったけど、入賞できないとわかったときは「私たちダメなんだ」って悲しかったです。でも、最後に(メジャーデビューに向けた交渉の)話をいただけて、すごくうれしかったです。
清水 私は愛踊祭がはじめてで、広島にいるときも東京についてからも、すごく緊張してました。でも、出番の前になるとそこまで緊張しなかったです。本番のパフォーマンスは、いつもの練習より間違いも多かったし、直前に言われてたことも飛んじゃって、いままでのなかでめっちゃいいとかではないんですけど、悔いを残さずにやりきれました。今回、賞はなにもなかったので、できたら来年もチャレンジして、優勝したり、デビューの話とかももらえたらいいなと思っています。
大きな夢をいえば海外にも
──結果に関しては、どう受け止めていますか?
一同 くやしいです!
──東京には昨日(大会前日)から来ていましたが、どう過ごしましたか?
戸高 緊張をほぐすために、みんなで東京をブラブラしました。新大久保と渋谷の109に行って。
中嶋 広島とぜんぜん違ったよね。
戸高 そりゃそうだよ!
桑原 そのあと練習して、今日の準備をしてました。
──革命少女はこの大会のために結成されましたが、今後もこの5人でやっていきたい気持ちはありますか?
清水 はい、めっちゃあります!
中嶋 革命少女ができたときから、ずっと思ってるよね。
戸高 うん、絶対やめたくないなって。
清水 もう、来年もやりたいって言ってるもんね。
──合宿や練習を通して、いままでよりも仲良くなりましたか?
桑原 みんなのいろいろな性格がわかりました。
広本 特に紗良ちゃん。(清水紗良以外の)4人はMAX♡GIRLSで一緒だったんで、なんとなく性格はわかってたんですけど、紗良ちゃんとはあんまり関わったことがなかったんです。歌がうまいってことは知ってたんですけど、性格とかまでは。
桑原 静かでおとなしい子かと思ってたら。
広本 すっごい天然で、忘れ物もするし。
桑原 おかしくなっちゃったら、おかしくなりすぎる。
戸高 おかしくなる!
広本 止められなかったよね。
戸高 気づいたらいない、みたいなこともよくある。あれ? どこ行ったのって。
清水 ふふふ。
──これからの革命少女は、どうなっていきたいですか?
広本 みんなで一緒に活躍できたらいいよね。この5人でいろんなところに立ちたいです。大きい舞台もだし、大きな夢をいえば海外にもいけたらいいな。まだ、夢のまた夢なんですけどね。
革命少女(かくめいしょうじょ)
「愛踊祭2018」のため、今年5月に結成されたスクール内選抜ユニット。9月24日のアクターズスクール広島発表会では、愛踊祭で披露した全3曲をパフォーマンス予定。
広本瑠璃(ひろもと・るり) 2003年6月18日生まれ。31期生。Cクラス所属。
桑原彩菜(くわはら・あやな) 2006年12月12日生まれ。31期生。Bクラス所属。
中嶋朝香(なかしま・あさか) 2005年5月6日生まれ。32期生。Bクラス所属。
戸高美湖(とだか・みこ) 2006年8月14日生まれ。35期生。Bクラス所属。
清水紗良(しみず・さら) 2006年2月12日生まれ。37期生。Aクラス所属。
撮影=石垣星児
執筆=森野広明